2014年1月18日土曜日

土曜日

いつもの昼下がり。
いつものように寒い。
そしていつもの通り病院通い。
今日は渋谷、診療内科だ。

ここに通い出してもう10年近く経つ。
始めの頃は鬱病、人格障害という診断名だった。
その頃は正直言って症状に変化は見られなかった。
それでもすがる思い出通い続けた。
その頃は私を受け入れる病院が無かったからだ。

症状にあまり変化が見られなかったのは、病気の正体が分からなかったことだと後に主治医は言っていた。
怒りの感情が強いのが人格障害の症状と診たのだろう。
私もそう思っていた。
人格障害という性格の歪みとその要因となる経緯が私の生育歴にあっていると思ったからだ。

ところが2年前の酷い欝の時から状況が変わった。
私の診断名が双極性障害と決まった。
その時主治医は「やっと病気の正体が解った。」
と言っていた。
薬が変わり本格的な治療に入ったのだ。

それで大分楽になってきたが、まだ怒りの度合いは強く、その反動なのだろう欝の症状も残っていた。
けれども、気持ちに変化は現れてきた。

そして、最後に仕上げになったのが、リワークプログラムへの参加だった。
今は落ち込むことも、怒りに振り回されることも無くなっている。

けれども、私は一生薬を飲み続けるのだろう。
ベースにある性格や人格は変わっていないからだ。
それはそれでいいと思っている。
今の気持ちが楽だからだ。

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