2013年12月1日日曜日

夕暮れ

午後5時、今は陽も落ちてしまい、夜の世界になっている。

私はこういう季節は好きではない。

人によっては気分が引き締まるとかいうけれども、私はそうではない。

ただ寒くて憂鬱なだけだ。

 

この季節、特に寒いのは朝方だ。

布団から出るのが辛い。

そこで最近やっているのは、よる寝る前に5時間後に電源が入るようにエアコンのタイマーをセットすることだ。

これだけでずいぶん違う。

朝スッキリと起き上がれるのだ。

 

朝というものは無意味にストレスをくれるものだ。

まぁ普通の人でも感じるというのだから仕方のない事なのだろう。

特に朝ではないが、日曜の夕方から気分が沈む人も多いと聞く。

「サザエさん症候群」などという言葉もあるくらいだ。

しかし何故、こういった感情を持ってしまうのだろう??

 

人は集まり勉強をしたり仕事をしたりしている。

そして自由な時間を拘束されている。

そういうところが嫌なのだろう。。

でも、この社会に本当の自由とはあるのだろうか??

 

自由という言葉を「何をしてもよい」と考えている人がいるような気がする。

マナーの悪い人も増えてきた。

何をしても許されるという自由なんて無いと思う。

自由というのもある程度の制限があるのだ。

責任や義務、そんなものの中で好きなことが出来る。

自由とは実は不自由なのかもしれない。

 

責任や義務、この言葉は重たい。

誰もが避けたい言葉ではないかと思う。

そこに面倒な「人間関係」なんていう言葉が重なってくる。

学校や会社にはそれが渦巻いている。

人はそういう環境が嫌なのではないだろうか??

 

正直なところ、私はそういうものが嫌だった。

普通の人生を歩んだ人が嫌だった。

それらから逃れたい、そう思ってきた。

それが私の鬱の原因なのかもしれない。

社会から離れてずっと眠っていたかった。。

 

でも、それはなんの解決にもならない。

決して前向きな考え方ではないのだが、そのような状態は時間が停滞してしまうのだ。

そしてそれは永遠につづくわけではない。

無理に続かせようとすると破綻しか無い。

 

だから社会には戻らなければならない。

ただ何もしないで戻ってしまうと結局また破綻する。

だから十分な準備が必要だと思う。

その実績があれば破綻してしまうことは少ないだろう。。

それでも破綻することはあるのかもしれない。

それには対応策を用意しておく必要があるのだろう。。

 

結局、人は社会で生きていかなければならない。

それから逃れることは出来ない。

それならば、それを楽しめればいい。

言うのは簡単だが、実現は難しい。。

でも、私はまだ「サザエさん症候群」の兆しは見えていない。。

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