今日は12月28日、来年まであと3日だ。
私の会社は昨日で仕事納めだった。
復帰して1ヶ月、割と早く感じた。
そして今日は年内最後の通院日。
休み前なので混むだろうと思って早めに家を出た。
案の定、病院は混んでいる。
それだけ世の中には病んでいる人が多いということだ。
ここに来ている人の数だけ苦しい現実があるともいえるのだろう。
それがどのようなものかは私には分からない。
知る必要もないのだが。。
けれどもこの人たち、一見すると普通の人なのだ。
その中にいる私もそう見える筈だ。
そう、心の病は外からは見えないのだ。
重篤な人は一見して解かる。
雰囲気が違うからだ。
では、普通に見える人達の苦しみは大したことがないのだろうか?
私はそうは思わない。
皆、自分の置かれた状況に苦しみながら生きているのだ。
病気の苦しみを抱え、自分が普通でないと悩み、心無い言葉に曝され、病気の症状を強くする。
堂々巡りなのだ。
この悪循環はどこかで断たなくてはならない。
心に強く影響を与えてくるストレスから逃れていかなければならない。
その方法は人様々であるが。。
どうして分からないのだ?!
そんな思いを抱えていた時期がある。
理解されないことに憤りを感じていたのだ。
それは、私の怒りに拍車をかけた。
周囲とは異質な自分を私は呪いさえした。
私が周囲の不幸を一心に背負っているから、周囲は幸福なのだ。
そうも思っていた。
けれども、それは違うのかもしれない。
理解されないのではなく、理解できないのだ。
自分が異質なのは、病気だからだ。
不幸を背負っているから周りが幸せなのではない。
周りはもともと私の持っていないものを持っているだけなのだ。
ただそれだけの事なのだ。
理解できない人を、理解させるようには出来ない。
病気ならば治療を受ければいい。
持っていないものがあるのなら、持てるようにすれば良い。
言葉でいってしまうのは簡単なのだが、これは意外と難しい。
それでも、そう思ったほうが気が楽なのだ。
自分から苦しみに飛び込むことはない。
待合室の人は減らない。
皆どのような思いで今日を生きるのだろうか?
でも、私にはそれを考える余裕はない。
今を生きることで精一杯なのだから。。
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