落ち着ける場所、それは案外大事だと思う。
自分の家はもちろんだが、それ以外でもいくつか持っていたほうがいい。
落ち着けるというのは人によって様々だと思う。
図書館のようにほぼ音のない場所がいいという人もいるだろう。。
私はそういう場所は駄目だ。
いくらか音がないと落ち着かない。
部屋にいてもテレビやラジオ、音楽など何かしらの音が鳴っている。
無音だと落ち着かないのだ。
そこにはきっと寂しいという気持ちがあるのだろう。
これまで育ってきた中で私はどこか孤独感を抱いてきたように思う。
人からは傷つけられたほうが多いのに、寂しがり屋なのである。
こういう矛盾した気持ちをずっと抱いてきたに違いない。
寂しがりやだからこそ、孤独感は大きかったのだろう。
けれども、傷つけられまいと人に壁を作って生きてきた。
矛盾そのものである。
それでどうしたいかというと、適度な距離感を持って人と付き合っていけたならと思う。
いまさら深い人間関係を築けるとは思えない。
壁を作ってしまうのは、もはや性格になってしまっているようだからだ。
だから適度な距離を保たないと破綻しかねないと思うからだ。
それでも、その適度な距離感というものがわからない。
困ったものだと思う。
長いこと苦しんできて今更ながらにこれまでの人生は残念だったと思う。
先に何か希望が見えるわけではない。。
けれども今は苦しんではいない。
先のことをあまり考えないようにしているからだ。
楽しいわけでじゃないが、苦しくはない。
落ち着いているのだ。
心の奥で何か落ち着けるところを見つけたのかもしれない。。
0 件のコメント:
コメントを投稿