一昨日から千葉県の女性殺害事件の事が報じられている。
犯人はストーキングをしていたというのだが、これに対する対応が日本ではしっかり出来ていないと思う。
まず警察の対応。
被害者はこの事を警察に相談していたそうだが、口頭注意で済ませ、被害者の保護を怠っている。
基本的に事件にならないと警察は動こうとしない。
いくら民事不介入といえども、これでは被害者は救われない。
それと加害者側へのケアも全くない。
これらの行為をする人の中には、心を病んでいたり、大きく歪んだ考え方を持っている人も居るのではないかと思う。
こういうことに対して全くケアするプログラムがない。
ただ悪人だから罰して隔離すれば良い。
その程度の浅はかな考えしか持っていない。
これでは再犯は防げない。
これはDVにも云えることである。
異常な行動をする人は悪い人間で隔離して罰すればいい。
そんな考え方しか出来ない。
情けないことである。
その場しのぎの事しか考えていない。
確かに被害者の保護は大事なことである。
けれども、同時に再犯防止の試みを実施しなければならない。
余りにも心の問題が軽んじられている。
それは精神科や診療内科へいくことが恥ととらえている国民性もあるのだろう。
私たち日本人は精神的にもっと成長すべきだと思う。。
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