2013年11月19日火曜日

出社前日

いよいよ出社前日となった。

これまで行ってきた休職中の生活も今日で終わりだ。

正直、緊張している。

唯一の不安材料であった「再発」の問題も昨日のスタッフ面談でほぼ解決された。

いわゆる「保険」を持つことが出来たからだ。

あとは出社時の周囲の目だ。

そこは行ってみなければわからない。

これまで2年の間席を外していたのだから、いろいろな目で見られるのだろう。

けれども、それを気にしていても仕方がない。

他人を変えることは出来ないからだ。

それならば自分を変えればいい。

そうすれば自分を取り巻く職場環境は変わるはずだ。

これまで、他人を変えようとしてきたところがある。

そして、変えられないことに強い疑問を持ち、怒りを覚え、苦しんできた。

だが、変えられないことを知り、変えられるものは自分だけだと知ったことで対応は変わってきた。

まず、怒りがなくなってきた。

幻滅することは未だにあるが、他人を変えようとは思わなくなった。

当然、苦しむこともなくなった。

それがどこからくるものかは、正直わからない。

ただ、自分の中の何かが変わったのだろう。

そんな気がする。

そういった意味では、今回の休職は意味のあったものだといえる。

休職当初、自分なんて変えられないと思っていた。

これだけ苦しんでいるのは過去にあった自分の周囲の環境のせいだ。

そう思ってきた。

記憶を消してしまいたい。

そうも思っていた。

けれども、今は違う。

相変わらず過去の記憶はあるが、それに触ろうとはしていない。

勿論、完全に触らないのではなく、時に触ってしまうこともあるが、その後の感情はうまく抑制されている。

カミングアウトして、それを元にした「認知」や「アクションプラン」をこなしてきて、考え方が整理され、無理なく受け入れてきたのだろう。

今、その時立てたアクションプランは実行していない。

必要なくなったのだ。

そして、このBlogを再開してから気分は更に安定してきたのではないかとさえ思っている。

記憶の整理には「書く」という行為が大きな影響力を持っているのかもしれない。

それに今は再発しそうな時の「保険」も持っている。

あとは職場環境と主治医、産業医、リワークの病院というトライアングルを築くことが残されている。

それには時間が必要なのであろう。

他人は変えられない、でも今の自分と未来は変えられる。

人は独りでは生きられないが、一人では生きていける。

今朝起きられたことは幸せだ。明日の幸せはわからない。

今日を精一杯生きる。

心の中で支えとなってくれる言葉も幾つか出会った。

これらの言葉は、今後も私の「お守り」となっていくだろう。

今、とても緊張している。

それは明日の朝、ピークを迎えるのだろう。

今日は帰ったら明日の準備を軽くしよう。

スーツを出し、ワイシャツを出し、普段着は少し姉妹、通勤セットを作ろう。

今日一日を大事に過ごそう。

大丈夫、無難にこなせるはずだ。

これまで歩んだ「実績」があるのだから。。

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