2013年11月25日月曜日

静寂

今日も7時に出社した。
まだ社内の空気はひんやりとしている。
近くを走る電車の音と車の音が社内に忍び込んでくるだけ。。
こういう時間も悪いものではない。

復帰して最初の月曜日、憂鬱な気分になるかと思ったが意外とそうでもない。
やる気とまではいかないが、気分は悪くない。
人間ここまで変われるかと思うと不思議である。

これはやはりメンタルケアをした効果なのだろう。
リワークで学んだことは大きいと思う。
これが人の力なんだと改めて思う。

ここで思うのは、これまで何故自分は変わることが出来なかったのだろうということだ。
記憶を消すことができたならどんなに楽だろう。
そう思い続けてきた。
その記憶は今も心の中にあるのだが、不思議と苦しくない。
意識して思い出そうとしなければ、意識の表面に浮かんで来ることはない。
受け入れるとはこういうことなのだろうか?

過去は変えられない。
ずっとそう思ってきた。
それは絶望だけしか生み出さなかった。
だが、自分は変えられる。未来は変えられるという言葉に出会ってからは少し楽になった。
人を羨み、私は人を憎んできた。
普通の過去を持つ人は憎しみの対象でもあった。
それは今も心のそこには残っている。

他人は変えられない。
過去は変えられない。
それはある意味、自分にとってはきつい言葉だった。
でもその言葉も今の自分を楽にさせている。
自分の深いところもきっと変えられないのだろうが、表面的な部分は変わったように思う。
表面が変われば人は楽になるのかも知れない。
人の本質はもしかすると変わらなくてもいいのかもしれない。
表面的な考え方が変われば、それでいいのかも知れない。。
あとは心の中の闇とどう向き合うのか、それさえわかればいいのかもしれない。。

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