今朝は朝から雪が降っている。
昨日の天気予報から言っていたのだけれども、今回は見事に当たった。
うっすらと積もっているなかをいつものように病院へ出掛けた。
病院では予約をキャンセルする電話も入ってくる。
待合室も気のせいか空いているように感じる。
こんな日は出掛けない方が正解なのだろう。
こういう日は気持ちが少し沈む。
冬型の欝病などもあるらしいし、何より天気が悪いと人は憂鬱になるものなのだろう。
待合室の中もそれほど暖房が効いているような感じはない。
けれども、そとから入ってくるとホッとする。
コートを着ているのだが、外の寒さは刺すようだ。
世間の風は冷たいというのは、こんな感じなのだろうか?
今の私にはこういう事の感覚が解らなくなっている。
ただ思うようにならない運命を呪っていたことしか覚えていない。
原因となった記憶は相変わらず残っている。
だからといってどうということもない。
重たい気持ちは何処かへ行ってしまった。
人は忘れる生き物だと何となくおもう。
いつまでも辛い気持ちに縛られているとろくなことはない。
嫌な記憶があっても、それには何かしらの対処をしているのだろう。
覚えておかないといけないもの、覚えておいてはいけないもの。
人はそういうことを無意識にしているのだろう。
かつては記憶を消してしまいたいと思うほど追い詰められていたのに
、今はどうでもよくなっている。
変われば変わったものだとおもう。
何故、そうなれたのかは、あえて追求はしていない。
それは知らなくて良い事だと思っている。
今の自分をそのまま受け入れる。
それで良いのだと思う。
これは、心の中の「雪解け」なのだろうか?
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