市が尾にある八雲神社を探しに出かけた。
ナビをセットし、スクーターを走らせたのだが、すぐにいつもと違うことに気がついた。
ナビの音声案内が機能していないのだ。
それでも大体はわかるので、地図と勘を頼りに神社を目指した。
しかし、やっぱり迷ってしまった。
周辺をうろついていたら「市ヶ尾横穴古墳群」に突き当たった。
スクーターを停めて中を散策してみる。
ここは1933年に発見されたそうだ。
古墳時代末期に造られたのだそうだが、有力な農民の墓だと言われている。
一応公園として整備されているのだが、閑散として人の姿はない。
一周りしてスマホを電源リセットするとナビの音声案内が復活した。
早速それを頼りに神社を目指した。
八雲神社はとてもわかりにくいところにあった。
通りを入ってすぐのところにあるのだが、底に通じる道は車の通れない道幅だった。
ナビの言うとおりに路地を入るとそこに神社はあった。
創建年代は不詳ということだ。
新編武蔵風土記稿には旧社名として「牛頭天王社」と記載されているそうだ。
明治初年に「八雲神社」と改称し上市が尾の鎮守神としたそうだ。
しかし、青葉区の神社はなぜこういうわかりにくいところにあるのだろうか?
いや、昔はそんなことはなかったのだろうが、周辺の開発によってわかりにくい場所となってしまったのだろう。
現に住宅街の中に忘れ去られたようにあるのだから…。
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